2013.11.09[土] 今井町
今井まちなみ交流センター「華甍」
奈良県橿原市今井町へ行きました。
戦国時代からの町並みが残るこの町は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
環濠
当時は幅3メートル、深さ2メートルの堀で町は守られていたそうです。現在の町を囲む堀は整備され浅く綺麗な水が流れていますが、こちらは当時の面影を残す形に復元されています。綿栽培が盛んであった時代にはイワシを飛鳥川から運び肥料にすることで財をなし、大和で1番の繁栄した町だったそうです。
道路は複雑な区切りになっており、直線ではありません。堀で囲い、外部からの道路口にはいくつもの門を設置し、大門開門は朝6時から夜6時、それ以外の時間帯は潜り戸に門番をつけるといった高いセキュリティー体制。すべては敵からの侵入を防ぐためだったそうです。
今西家
惣年寄の筆頭を務めていた家。当時は家中にお白州もあり行政の役目もしていたそうです。マンホールのふた
牛や馬を繋ぐ駒つなぎがオマージュされています。ところで この駒つなぎ、繋ぐ動物によって設置する高さが違うそうです。低い所にある駒つなぎは馬用。
飼い葉桶に顔をつけるために低位置で繋ぐ。
高い場所は牛用。
自由にさせると暴れるので高い位置で繋ぎ、動けないようにする。
理にかなっていますね。
とうふ屋さん
町中の道路も砂色の舗装を施し、建物との調和を図り、電線も地下埋設工事が進められています。酒屋さん
杉玉がある他は目を引く看板などはありませんが充分わかります。観光目的でのまち作りではないため、生活道路を塞ぐことがないよう注意しながらの見学です。この江戸時代の町なみに2013年の普通の日常があるなんて不思議な感覚でした。
日常だから
ここにも・・・わんこが!!
(お約束? アハハ)
勝手に撮ってごめんなさいね^^;
今回はバスツアーだったため1時間ほどの滞在、町の半分を建物外から見学するだけで残念でした。公開されている建物もありますのでゆっくりと時間をかけて巡られるのをお薦めします。町中は迷路のようになっていますので、ボランティアガイドさんは必須です。
詳しくは
☆今井町→ボランティアガイドさんの申し込み方法もわかります
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