2014.12.23[火] 高台寺 円徳院
高台寺からの眺めは祇園閣☆☆☆
寒空にひときわ際立ちます
台所坂は掃除中でした
まだ 紅葉が残っていました
臥龍池と紅
木々の様々な色
庭にそよぐ風にも季節を感じます
方丈の庭園は 12月14日までライトアップされていたので
丁度この日は 片付けの真っ最中でした
方丈で 修復された秀吉とねねの木像が祀られていました
当時の色を再現しているので
とても鮮やかです
(レプリカではありません)
小高い丘を登り 茶室 傘亭へ
伏見城より移設した茶室
池の側にあったので 舟入があります
土間廊下で繋がれた 時雨亭
珍しい2階建ての茶室
ねねが大阪城炎上を見たと伝えられています
1階は水屋
2階は畳敷きになっていたそうです
2階の円い窓は
掛け軸の代わりに外の景色を取り入れる工夫
初期の千利休の作と言われています
2階の一番左の窓が大阪ほ方向だそうです
どんな想いで赤く染まる空を眺めたのでしょうか
竹藪を下ります
京都は竹藪が似合いますね
下ったところで抹茶をいただきました
椅子席は気軽でいいですね
ほっとひと息つきました
景色も味の内
贅沢なお茶でした
高台寺を出て円徳院も廻りました
北書院の石庭
紅葉の時期は終わっていたので
母と二人だけでたっぷり説明を受けることができました
ねねの実家の話やその後のことなど
詳しくうかがえました
シーズンを外すのもいいものです
高台寺は何度来ても風情のあるお寺です。今回は利休の茶室、特に時雨亭のモダンで斬新なデザインに惹きつけられました。日本の美意識はやはり利休からですね。
高台寺 ☆☆☆
円徳院 ☆☆☆
☆高齢の方へ
高台寺は高台にあります。膝の痛い母には台所坂がネックでした。今回タクシーで上の天満宮までお願したので、降りてから受付までスムーズに行けました。受付横には車いす用のトイレもあります。
お茶室とお霊屋へは手すりのない坂を登らなければならず、介助が必要です。
おまけ^^
茶室のストーブに引き込まれるニョロさん(母)
この日は爆弾低気圧の12月17日。高台寺も薄氷が張り、説明される方も2月並みの冷え込みとおっしゃっていました。なによりお堂に入るのに靴を脱ぐのが辛く、まるで苦行でした。厚手のホームソックスとホッカイロがどれだけ欲しかったことか! 凜とした冬の京都も素敵ですが半端ない寒さです。是非防寒グッズを持っていってくださいね。
寒くて体が強ばったニョロさん、頑張って「ねねの小径」を歩いて下ってくれたので、東大路通りでタクシーに乗れました。体調と時間調整、ツアーコンムサコipad片手に頑張りました^^
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