2010.02.04[木] 三十三間堂
「THEハプスブルク」の後は、向かいの三十三間堂で「十一面千手千眼観世音」を拝観しました。奈良の春日大社のような朱塗りの塀です。御堂が建築されたのは今から850年程前になります。当時は外部は朱塗りで内部も彩色の花の文様で装飾されていたようです。
現在はとてもシックな佇まい。
静寂、荘厳、閑寂、無駄な物を廃した建物ですが、朱塗りであったなら随分感じが違っていたでしょう。
御堂内では鎌倉時代の風神、雷神像、仏像を拝し、その力強さや動きの大胆さに魅了されました。当時の人は、便利な時代の私たちとは全く違う創造力をもっていたのでしょうか。圧倒されました。
曇り空で侘・寂に拍車をかけていますが、御堂の中でも本当に寒く、心底冷えました。
庭園には、春を待つ大きな椿の木がありました。
加藤清正が秀吉に献上した逸話の椿。「大盃」いう品種です。
大きな蕾をたくさんつけていました。3月に伺えば開花が見られるかも知れませんね。
お昼は近くの甘春堂さんで且坐喫茶をいただきました。
趣のある建物で目を引いたのですが、中も昔の情緒を残していました。
通された六畳ほどの和室にはお座布と炉が配してあり、膳が来るまでyokoさんと向かい合わせでおしゃべり。。。
桜餅は関東で「道明寺」と呼ばれ、関東の『桜餅』は小麦粉と白玉粉で薄く焼いた生地で餡を包んだ物を指すのだと、yokoさんに教えて貰いました。
背筋を伸ばしてのお食事もいいものです。お赤飯も桜餅も美味しくて大満足。
1200年代のヨーロッパと日本へプチタイムスリップした私たちは、歩いて四条河原町へ向かいます。
予定外にお会いしたのは・・・・えっ!?
それは明日に(笑)
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